Ryusuke Sano

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佐野凛由輔 / 文化服装学院卒業後NY へ渡米し、日本には無いノイズの少ない日常や空間に感銘を受け本格的に画家を志す。佐野の作品の表現方法は多岐にわたる。幼少期よりカートゥーン、アニメーション、漫画に影響を受け、10代後半にエゴンシーレ、ジャン=ミシェル・バスキア、ジャクソン・ポロックに衝撃を受ける。過去の美術史や私的な記憶に基づくイメージを辿り、自身の日々積み重なる経験を「ZOOM」と称した独自の概念を展開し、アクリルやクレヨン、ボールペンなどの様々な道具、アクション・ペインティング、コラージュなどの多彩な手法を用いてキャンバスに落とし込んでいる。伝統的な意味での構図的な軸や中心を欠いた作品は、絵画の構成要素を再構築しながら色彩や多彩な輪郭線をとおして私たちの認識や感情を揺さぶり、見る者に直感的な衝撃を与える。具象でありながら抽象的な世界観は、鑑賞者それぞれの視点、捉え方によって作品が変化し、多角的に解釈可能な要素が配置させられていることに気づく。若手ながら多くの展覧会やコラボレーションに参加し、2018 年に初個展を開催。ファッションや音楽などの様々なクリエイティブ業界のアーティストとも合作。その中には、ファッションブランドの「TENDERPERSON」やオルタナティブロックバンド「King Gnu」とARTWORK コラボレーションを行っている。
 
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