Way of Life

自然と調和したサスティナブルな暮らし

Miro Matsuzawa

日々Instagramに更新される菜食の美しい食事。そして、YouTubeから発信される彼女のライフスタイルは、有名人やインスタグラマーという職業ではなく、自身のライフスタイルを丁寧に記録をして、そして、人とShareをする精神で溢れています。そんなMiroさんに、秦野の畑で衣食住、そして過去、現在、未来についてお話をお伺いしました。

みろさんの暮らしについてお聞かせください。

お仕事は、大豆ミートブランドLOVEG、衣/食/住の豊かさを再定義するブランドLIFESTYLISTのお客様とブランドを繋ぐコミュニケーターとして、SNSを主に運営させていただいております。

その他に、名水の地・秦野で無肥料無農薬の自然栽培の畑を営むTONNY'S FARMのコミュニティの一員として、自然栽培を学ぶイベントを開催したり、地元・湘南の有機農家さんの規格外・余剰野菜を美味しく生まれ変わらせる「もったいない食堂」で不定期でお弁当を作らせていただいたりと植物の恵みやエネルギーを"食"を通して感じられる場を設けています。

また、私が日常的に自分を整えるツールとして取り入れている、シュタイナー教育の一環で 瞑想アートとも呼ばれる"糸掛曼荼羅"のワークショップも、月に一度開催したり、自然やアートの力を取り入れ、五感を使いながら自分に還れる場を定期的に作っています。

基本的にはフレックスなので決まった時間・決まった曜日に何かをするというより、自分の暮らしに沿ってお仕事をさせていただいています。

House

現在住んでいるところ、その場所にした理由などを教えてください。

神奈川県です。

シンプルに畑と主人の職場の中間を選びました。
2年ほど前に畑を始めたのですが、コロナ禍に入り、余儀なく立ち止まって自分と向き合う時間の中で、食や生活、身につけるもの、生き方のすべてを見直すようになったことがきっかけです。

今のお家があるところはなかなかのんびりした街で…場所も高台にあるので、鳥の囀りで目が覚め、窓を開けると緑が見えるなど、自然に沿った良きサイクルで暮らせるところがお気に入りです。

ただいずれは水が美しい土地で緑に囲まれて暮らすことが夢なので、現在は次の拠点に思いを馳せながら暮らしています。

Fashion

あなたが今 Fashionに対して感じていることを教えていただけますか?

この数年間で生きることに対しての考え方が大きく変わり、もちろん身につけるモノにも変化がありました。

Fashionに対して今私が大切にしているのは、"心地の良さ"です。 心地の良さというのは単に着心地が良いだけではなく、衣服を作るにあたっての生産者の想い、それを着ることによって地球の未来へポジティブな影響があるか、そして一番はそれを着ている自分が心地の良いマインドでいられるか。 そんなことを考えて、本当に気に入って長く着られる衣服と時を重ねていきたいです。これは何に対しても言えることですね。

一時は、環境のことや未来のことを考えすぎてしまって、柔軟さに欠け、何を買うにも 「オーガニックでなきゃ」とか、良いものだったら金額が高いものでも無理をして購入しまってたりした時期もありましたが、今はやっと中庸に戻ってこれたという感覚です。

地球のことも心地よさも大切にして、今年はおしゃれをもっと楽しみたいと思っています。

これから、Fashionのトレンドや、衣服の役割はどの様に変化していくと思いますか?

今までの"トレンド"というワードがいずれ無くなるように感じています。
コロナ禍を経て時代が急激に変化し、人の温かみや想いなど本当に大切なことに目を向ける人が多くなった印象です。 生産背景や作り手の想いがあってこそ、「衣服」が生まれる。今までの時代 とは違う視点での買い物が主になってくると思います。
全てにおいて「愛」がベースになる時代が来ているなと、日々感じております。

Food

食事についてお聞かせください。 食事について気を使って いること、心掛けていることはありますか?

食材と呼ばれる"命"に込められたエネルギーを大切にしています。出来る限り自給自足をし、季節の流れに沿ったお野菜中心の食事を心がけています。

ただ全て自給自足というのは難しいので、知り合いの農家さんが愛情を込めて育てられたものや、出来る限りシンプルで優しいものを頂くようにしております。自然のものなので季節にもよるのですが、お野菜と野草で言えば、わたしの生活の3割くらいは自給自足が実践できているのかなと思います。

これからの食の未来で感じていることはありますか?

様々な要因で大きく変化していく時代なので。
大きな農家さんに頼りつつも、一人一人が家庭菜園やシェア畑など、可能な限り自給自足を心がけることが大切になってくると思っています。いつ食糧難が来てもみんなで支え合っていけるよう、農家さんとの繋がりや食料を生み出せる知恵を持つことがより強みになってくるはずです。

Past / Present / Future

この数年間で、自分の意識、関心はどの様に変化していきましたか?

コロナ禍で私の人生は180度変わりました。
余儀なく立ち止まる時間を経て、今後の自分の生き方を見直し、自然と共に在りたいとシンプルに思うようになりました。

今、興味のあること、今準備をしていることはありますか?

興味のあることは "野草料理" です。(笑) 私は普段ベジタリアンメインの食事をしているのですが、春先は畑のお野菜が閑散としていて、季節の流れに沿った食事を心がけていたのもあり、今食べられる植物は?と考えていた時に野草と出会いました。 野草・野菜と分けているのも結局は人で、野草も立派な食料なので、身近な野草を使った生命力溢れる料理を研究中です。今後ゆくゆくは主人と共に、生きる知恵や暮らすことの本質を楽しく美しく学べる場を創りたいと考えております。

これから、私たちの暮らしはどの様に変化、進化していくのでしょうか?また理想の未来などがあれば、教えていただけますか?

好きな時に好きな場所で、自分の得意を生かした働き方をする人が多くなってくるんじゃないかな。仕事も暮らしの一環のようなイメージで、境目がなくなっていく感覚。私自身も、畑で自然と触れ合い、在宅でデジタルと向き合い、東京で会社のみんなとコミュニケーションを取るなど…自分の心地良いバランスで、日々暮らしています。
そこに正解はなくて、それぞれが自分の心地良い暮らし方を見出していくことで、暮らしは今まで以上に多様化していくんじゃないかなと思っています。
ちなみに私の理想の未来は…自然と共に生きることが当たり前になること、ですね。
家で暮らすこと以前に、私たちの住処は "地球" だと思っているので。
地球上に生きるみんなが、自分たちの住処を綺麗に大切にしていけたらと願います。シンプルに。

Style

畑仕事中でも動きやすく着心地が良さそうな素材、長く愛用できそうなシンプルなデザインに惹かれ、このスタイリングにさせていただきました。中でもサテンパンツは色味・質感と共に一目惚れ。使われている生地は、木材のパルプから生まれた肌当たりがやわらかく環境に優しいTENCEL™繊維ということで、デザイン性はもちろん、木材由来の素材という面にも惹かれました。長く愛用させていただきます。

近年増えつつあるサスティナブルなアパレルブランドの中でも、環境配慮はもちろんのこと、デザイン性まで美しく惹かれるアイテムは正直まだまだ少ないのですが、M_は、シンプルな中に一癖あるアイテムが多く、全てにおいて“心地の良い”ラインナップが揃っている印象です。

これからもお洒落に、衣服を通して、今後の地球の未来や生き方そのものを学べるような、最先端のアパレルブランドであってください。応援しています!

Miro Matsuzawa

松澤 みろ

株式会社SLEEPINGTOKYOのcommunicatorとして、プロダクトを通して自然と共に生きることの本質を伝える。地球・人・生き物すべてに優しい循環した未来を目指し、無肥料無農薬で作る自然栽培の畑で自給自足を実践。畑では「食」にまつわるイベントを定期的に開催し、自然と調和したサスティナブルな暮らしを提案する。

Instagram
個人アカウント https://instagram.com/_miro_v
料理アカウント https://instagram.com/miroskitchen_16
LOVEG https://instagram.com/loveg_official
LIFESTYLIST https://instagram.com/_lifestylist_

TONY'S FARM
山を切り開くところから始まったコミュニティ農園。 ここでは農薬や肥料を使わず、果樹や野菜、スパイス、花もハーブも野草も境目なく共存する、多様性に満ちた「食べれる森」。
https://tonys-farm.com/